2009年10月 9日 (金)

十文字美信が撮る「おわら風の盆」

十文字美信と言えば広告写真の世界では知る人ぞ知る有名写真家。
その十文字美信氏が八尾に二週間近く泊り込んでキヤノンの新型デジタル一眼レフCanonEOS7Dを駆使して撮影したショートムービーが公開されています。
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/7d/index.html

ページ右側の「EOS MOVIE」にて公開中。
直接リンクはこちら
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/eosmovie/index.html

町で市販されているDVDこそ見たことはありませんが、ダイドードリンコの番組他「風の盆」を紹介する映像と一線を画すのは、風の盆を「紹介」するための映像ではなく、あくまでも映像作家の「作品」であることから来るのでしょうか。

ある意味本番の「おわら風の盆」を知らない人よりも何度か八尾を訪れている人の方がこの映像の素晴らしさが判るのではないかと思います。

若宮八幡宮からタイトルまでを別にすると、一つの物語になっているのですね。井田川河畔から橋を渡って八尾に入り、鏡町では行灯の飾りつけに忙しくしている。

夜になれば温習会が始まり、青年団は普段着で踊りの稽古を始める。

おたや階段下での四季踊りの決めのポーズからクロスフェードして本番の踊りへ。

諏訪町では喧騒の中、音も無く流しが歩き。

夜が更けると自前浴衣での流しも始まる。深夜、東町の踊り子はもう足を引きずっている。暗闇の向こうから踊りなしの地方が近づいてくる。

上新町流しに陶然として目を瞑るように画面はフェードアウトしてクレジットへ。

アイが入る瞬間に色が落ちてクレジットになるところの見事さ。

今年は本番の風の盆には行けなかったのですが、一晩を追体験できるような20分でした。

十文字美信オフィシャルサイト http://jumonjibishin.com/

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2009年7月 9日 (木)

書籍『おわらの恋風』

「胡弓」と言えば越中八尾の胡弓をイメージする著者が、最近巷間で話題になりコンサート等も行われている「胡弓」(実は二胡)と違うのに気づき、日本の「胡弓」は何処から伝来したのかを様々な文献とフィールドワークで探る。

おわらの恋風―胡弓の謎を追って Book おわらの恋風―胡弓の謎を追って

著者:横田 庄一郎
販売元:朔北社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「胡弓」は沖縄から伝来したのか?あるいは中国から?
胡弓は三味線を改造して弓で弾いたものなのか、まったく別の楽器なのか。
様々な文献をあたり「定説」となっているものの根拠の希薄さを突き、真説を導き出す。

そんな訳で八尾の話は本全体の中では一部分だけなので「おわらの恋風」という書名に誘われて読むと肩透かし喰らうかも知れません。

でも、普通の文献として胡弓伝来、胡弓と三味線の関係等面白く読む事が出来ました。

終章の「おわりに」で近頃の観光客に苦言を呈する辺り、著者ご本人は相当「恋風」が身についてならないようです(^^)

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2009年4月30日 (木)

いこいこ富山

銀座~有楽町で開催される富山県の観光イベント「いこいこ富山」でおわら保存会の皆さんの上演があるとのことで駆けつけてまいりました。

「八尾の町並みの中で見なくちゃ」と思うものの、近場でやってるのを知っていて行かない訳には行きません。

銀座松坂屋屋上での上演は11:30から。
4月下旬の日差しはかなり紫外線がきつかったです。
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笠の中は前髪をはらりと下げた髪型。
萌系が流行るのかな?
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午後は有楽町イトシア前の広場に移動しての上演
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2008年9月18日 (木)

豆知識

昼間、街中をうろうろしていて気がついたこと。

家々への電気は、道路の電信柱から横引きしてそれぞれの家に引き込まれるんですが、普通架線から斜めに電線を引っ張ってきて軒下に繋げます。
ところが、八尾の町では軒先にポールを立てて横引線が水平になるように引き込んでるんです。
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何故でしょう?




はい。お判りですね。
曳山運行の邪魔にならないように架線を高く配線している訳です。

因みに、青森の「ねぶた飾り」が何故べったりと横に長いかというと、この電線やら路面電車の電線やらが障害で横に長くなったらしいです

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2008年9月14日 (日)

2008.9.3

富山では午後から小雨模様。
交通規制の始まる18:00頃に八尾入りするも八尾も小雨模様。

しとしと降ったり、霧雨くらいまで回復したりの繰り返し。
公民館で演舞を見せてくれたりしますが、あまりの混雑に撥ね出されて地方の演奏だけ聴いてました。

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♪軒端雀がまた来て覗く…とは違うよね

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西町。料亭前で演舞しようと打ち合わせ中の青年団。
雨模様だから裾を上げるのはいいけれど、ちょっとねぇ(^^;)

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2008.9.2

9月2日昼は、西新町に上がるも西新町に人の気配がない・・・。
どこか演舞場でも呼ばれていただろうか。

てな訳で、かまてのいくつかの町を食い散らかして歩きました。
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東町集合時間です。
踊り手、地方が三々五々公民館へ

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破れ笠を背負うのは太鼓叩きの定番…らしい。

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上新町輪踊り。人が少ないからできる!
某喫茶店の王子さまですが、逆光で判りません。



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2008年9月11日 (木)

今年の一曲

9.2/9.3をUPする前にちょろっと脱線。

今年初めて聴いた(聴き分けた)曲のひとつがこれ

♪泣くな こおろぎ 寂しゅてならぬ
   お前一人の オワラ 秋じゃなし

上新町の流しで聴いたのかなぁ。そのあと、東新町かどこかで地方が雑談中に呟いていたのを聴いて「おぉ」と思ったのです。

なんだか、普通に都々逸の歌詞みたいですけれど、検索でヒットしたのはおわらの歌詞として載っていたものでした。

 ♪鳴いて身を焼く蝉よりも
  鳴かぬ蛍が オワラ 身を焦がす

の方は別のところでも聴いたことがあるので一般に流布している都々逸だと思うんですがね。

ところで、越中おわらはどれも1曲なので、この場合は「一節」とか数えるんでしょうかね?



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2008年9月 7日 (日)

2008.9.1夜

西新町、輪踊り前の総流し
こんな写真ですが、雰囲気伝わりますか。
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たっぷり西新町の輪踊りを見た後は、一服のあと夜流しへ。

例によって夜流しの写真はありません。
上新町公民館前で待機して上新町の流しに付く。
どうやら今晩は青年団の踊り手は参加しない模様。先頭にOGの踊り手、そして地方が続きます。今日の歌い手は数年前まで踊り手の浴衣で歌を歌っていた若手二人が自前浴衣で参加。お二人は昼流しでも地方の浴衣で歌ってらっしゃいました。

時計を気にしながら歩いてるなぁ、と思っていたら、午前二時頃鏡町で休憩したときに「すみません明日仕事なんで帰ります」と残念そうに離脱。
通りがかりに鏡町の歌い手を見つけてついてもらいました。そのあとも、一節だけ歌って離脱する方が数人。ぐるっと廻って四時頃上新町公民館へ。私はとりあえずここで離脱。


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2008.9.1昼

ここ数年は、9月1日の夕方八尾入りというパターンだったのが、今年は日程に余裕があるので8/31に富山入り。一泊して余裕でお昼に八尾入り。

正午頃から始まるのかと思っていたのですが、交通規制開始の午後3時に合わせて2時半集合3時前から開始という段取りらしい。

諏訪町筋へ登ると学校が午前中で終わった小学生たちの下校時間。
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小学生達の「こんにちはー」の声が元気あってほほえましい。

東新町ではスタッフTシャツの女性が法被姿の小学生の着付けを直していたり
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地方用のお酒の用意が万端整っていたり。
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午後2時45分。東新町は若宮八幡宮での輪踊りから今年の「おわら 風の盆」が始まります

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東新町の昼流しは小学生中心で青年団の参加は現時点で二人だけのようなので、お目当て西新町へ移動。

例年にもまして西新町昼流しは、観光客よりも町内関係者の見物の方が多い模様。
西新町のスタッフTシャツ。背中の「しんにゃしき」とは、あとから開かれた「東新町」「西新町」のことを「新屋敷町」と呼んだことから、それを現地発音で顕したものらしいです。
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以降コメント無しで西新町昼流しの様子です
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♪八尾坂道わかれて来れば 霧か時雨か オワラ はらはらと
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♪若しや来るかと窓押し開けて 見れば立山 オワラ 雪ばかり
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♪たすき投げやる暇あるけれど あなた忘れる オワラ 暇がない

成年女子の髪飾りは、支部によっては個性の出しどころだったりしますが、西新町の髪飾りはお揃いです。
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私見では、ここんところ西新町男踊りの“切れ”がイマイチだなと思っていたのですが、今年は“西新町踊り”の面目躍如の勇壮な踊りになっていました。
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2008年7月17日 (木)

ポスター

情報だけ載せてもつまらないといいつつ、情報ぐらいしか載せるものもない(笑)

今年の前夜祭ポスターが出来たそうです
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今年は天満町をモデルにしたとか。
前夜祭ポスターがフルカラーになったのは初ですかね?
今まではモノクロだったりモノクロにセピア調色したものが多かった気がします。
メインの方のポスターは近年、ライティングバッチリ、ポーズバッチリ、道路面・空はCGで見事に修正って雰囲気のものが多いのですが、今年の前夜祭ポスターは往年の「祭りの熱気が感じられる」雰囲気に仕上がってます。

静的なイメージの踊りでありながら動的なポスターの方がイメージ重なるんですよね。

歴代のポスターはこちら
http://www.city.toyama.toyama.jp/yatsuo/nourin/owara/poster/index.html

私が好きなのは'72年・'78年・'92年・'93年ってとこかな。

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